こんにちは。まる郎と申します。
ここは、40代も後半になっているまる郎が、2015年頃(43歳)から本格的に始めた資産運用を記録し、そのとき考えたことなどを書き留めておくブログです。
基本的には個人の備忘録的なものが多くなるかも知れませんが、読んだ本の紹介など、訪問者の方に何かしら役立つことも書いていきたいと考えています。
よろしくお願いいたします。
当初のきっかけは詐欺・・・?
まず、わたしのこれまでの投資経歴を紹介します。
最初に投資や資産運用的なものに触れたのは、2000年ごろ、今から20年も前でした。
きっかけは、自宅にかかってきたFX業者の営業電話です。何となくその気になってその業者で運用したのですが、今にして思えばこれは完全な失敗でした。失敗というより、詐欺だったような気がします。
外国為替証拠金取引をする業者なのですが、すでにその当時ネット証券やウェブバンキングが出ていたにも関わらず、その業者は電話注文オンリーでした。
そこに50万円ほど預けて、数か月運用していたのですが、運用成績としては数万円の利益が出ていたことになっていたかも知れません。
しかし開始から半年もたたないうちに、1通の封書が自宅に届きました。
その運用会社の経営破綻のお知らせと、破産管財人の管理下に入ったことの通知でした。
結果的に、50万円の元本はわずか2万円ほどの払い戻しになってしまったのでした。
その後、株を始めてみた
最初のFXは完全な失敗でしたが、その後株式投資や資産運用の書籍などを見て、いくつか個別株も買っていました。当時のことはあまり覚えていませんが、ワタミとかファンケル、住金などを持っていた記憶があります。
これも、書籍を読んだと言っても数冊かじった程度で、ファンダメンタルのことなど何も知らず、ただチャートの簡易な形だけ見て、これで行ける!と思い込んでのトレードでした。
今から思えば、テクニカル分析にも入らない、思い付きのようなトレードをしていた気がします。
この頃の相場情勢は、ITバブル崩壊後で全体的に株価水準が軟調だった頃です。
結局、2002年から2003年ごろまで売ったり買ったりしていましたが、徐々に損が膨らむばかりで嫌になり、全部売却していったん投資から手を引くことにしました。
その後、2008年ぐらいまでにかけて大相場が訪れるのですが、この機会は完全に逃してしまった形でした。
そのほかには、外貨預金が良いらしい、というイメージだけで、今はもう個人を相手にしていないシティバンクに口座を開設して運用をしていました。
このとき保有していた商品は、正直何だったか覚えていません。
窓口には外貨預金がしたい、と言って訪問した記憶があるのですが、そのものズバリのドル預金ではなかったような気がします。おそらく、ドル建ての何らかのファンドだったように思います。窓口のお姉さんに、それでしたらこの商品がおすすめですよ、と言ってそちらにしたような記憶があるので・・・
この商品を100万円ほど買って数年間保有していたのですが、今とは違ってこの頃はまだ、金融リテラシーの無い者に銀行が売りつけてくる商品にロクなものは無かったはずです。
結局5年ほど保有して、損はしていなかったかも知れませんがほとんど利益も出ない状態で、解約しました。
その後、現在まで
2003年ごろまでには投資はいったんやめており、2011年には勤めていた会社(一部上場企業でした)を退職。
その後2014年に現在の会社に再就職するまでは、どちらかといえばわたしの暗黒時代でした。
会社ではうつ病の診断を受けて1年半ほどの休職を2回ほど繰り返し、年収も駄々下がり。
何とかして不労所得的なものを得られないかと、情報商材やアフィリエイトに走った時期もありました。
アフィリエイトについては、サイト作りはそれなりに面白いものではあったのですが、なかなかそれをお金に替えることは出来ませんでした。
アフィリエイト収入は最高で月額数万円にはなり、9割以上の人が来れられないという月額5000円の壁は一応超えてはいましたが・・・
前職を退職して、退職金と持株会の株で1000万円ほどのお金が手に入りましたが、すぐに再就職をする気にもなれず、ゲームに溺れながらサンデー毎日の廃人のような生活をし、貯金を取り崩すばかりの日々を2年半ほど過ごしてしまいました。
今にして思えば、1000万円もの資金を無為に浪費してしまったのは断腸の思いですが。
でもこの時期があればこそ、社会との繋がりを持つことの大切さを身に染みて実感することが出来たのも事実です。
そしていよいよ貯金が底を尽きかけた時期になり、このままでは生きていけないとようやく気付いて、転職サービスに登録して求職活動をしました。
そこから約半年、今の会社に再就職して今に至ります。
再就職と前後して、15年も前に辞めていた資産運用・投資を再度本格的に勉強し始めました。
ポートフォリオやアセットアロケーションという言葉については15年前にも知っていたのですが、なぜそんなものが必要なのか、単に儲かる株をピンポイントで買えばよいだけでは?みたいに当時は思っていました。
しかしあらためて勉強を進めるにつれて、アセットアロケーションに基づく長期的運用こそが、資産形成の基本であることを理解したのです。
まだまだ勉強することはたくさんありますが、15年前の自分に比べると格段に金融リテラシーは向上したと思っています。
そして、一度は会社人生活からドロップアウトしたにも関わらず、現在は前職を上回る年収を得られるまでに快復しており、この立場を生かしながら、効果的な資産運用をしていく考えです。
2014年末の再就職時にはほぼゼロに近づいた資産ですが、現在(2021年1月)は約2000万円まで来ました。
目標は、2030年までに1億円です。
そのために多くを勉強しつつ、株式、投資信託、ETF、信用取引、FX、外国株、不動産など、いろいろバランスよく挑戦していきます。
次回は、2021年1月現在の資産状況を報告したいと思います。